2021年6月13日日曜日
(速報)
株式会社ブリヂストンEMKとの第一回団体交渉が6月9日に開催されました。会社側が「雇用確保のために最善を尽くした結果」としていますが、その内容は余りにも杜撰で、労働者の状況を踏まえたものではない!その現状を訴えると共に、再度下記のような要求書を提出いたしました。
2021年6月11日
株式会社 ブリヂストンEMK
代表取締役 国武 捻夫 殿
労働組合 湘南なぎさユニオン
執行委委員長 下山 友子
処遇改善・各種提出書類を求める要求書
貴社と間で6月9日に開催されました団体交渉において、これまでの経過と問題点及び会社施策の納得性が得られない問題点及び個々労働者の扱いについて申し述べ討議しました。その結果、再度今回の問題点と要求項目を整理して提出の上、その回答を頂いた上で6月22日(火曜日)再度、団体交渉を開催することを確認しました。従いまして以下のとおり具体的要求を致します。
・・・・・・・ 記 ・・・・・・・
1.処遇見直しの具体的要求
(1)転籍せず退職する場合の処遇条件の見直しについて
① 会社が指定する期日(9/30)以前に退職する場合は退職金(会社都合扱い)+ 加算金を要求する。
該当者は、3/31以降会社から転籍対象とされた労働者全員とする。
(ア)加算金は、社会的な早期退職制度相当である年収の2倍を支払うこと。
(イ)時短勤務者においては、フルタイムを基準とし算出すること。
(ウ)今課題での団体交渉中に今回の該当者が退職した場合においても、全額遡及し支払うこと。
② 会社が指定する期日(9/30)まで残って勤務する場合は、会社が提示している「特別退職金」に加え、上記①を全て追加して支払うこと。
③ 転居を伴わない、且つ日勤が可能な条件で、再度ブリヂストン本体含めた再配置先を模索していくつかの職場を提案し、転籍対象者が検討できるようにすること。
【理由】
6/9団体交渉時にも説明した通り、以下の状況を踏まえ要求するものである。
・3/31説明会の時点で「他社への代替が可能」との説明であった。
しかし実際には、代替可能なメーカーは皆無。労働者は現在も引継ぎが出来ない 状況にある。
・会社が指定する期日(9/30)の発表が→5/18と1ケ月半も遅れており、これより労働者は路頭に迷うことになった。
・シングルマザーや夫婦で対象になっている労働者は、共に小学生の
育児が必要であり、仮に転籍した場合、事実上3直で労働すること
は困難である。一方退職した場合においても生活困難に陥る可能性あり。
・3/31説明会の時点での労働者の心理状態は、いつ出向を命じられるか不明。(6/1かも知れない)いつまで在籍できるか不明。転籍希望しない人は、無職になるかも知れない。(転籍予定者は年内在籍とのことだったが転籍希望しない人に対しては、説明がなかった)
この状況で転籍しない労働者が、早急に就職活動をするのは当然で
あると判断。
・雇用確保のために最善を尽くしたとの説明だが、5/18の課内説明会では、労働者から「金型事業を存続させるための検討をしたか」の問いに、執行役員は、「詳細まで検討しなかった、また時間もなかった」「赤字のインパクトで決めた」と回答。これは既に役員も責任を認めていると認識。
・転籍先が、「選択肢1社のみ」、「且つ職種が製造職のみ」となりそのことについて「やむを得ず」と表現されていることから経営者も満足できる転籍条件ではないことを認識していると判断。
※3/31の説明会で会社が指定する期日(9/30)を確定し、正直に「代替メーカーはこれから探索するので皆さんに協力してほしい」と誠意を持って伝えてくれれば、労働者も柔軟に対応し、会社が指定する期日以前に退職することもなかったことは事実である。
◆回答希望日 : 2021年6月18日
2.
提出書類について
(1)説明会資料の開示
過去2回の説明会では、DVD視聴はしたものの、プレゼン資料が見えな
い事、詳細内容まで理解できていない状況から、改めて開示を要求する。
・2020年12月16日実施分
・2021年 3月31日実施分
いずれも、DVDとその際に使用されたプレゼン資料
◆開示希望日 : 2021年6月16日
なお返却が必要な場合は、本交渉解決後とする。
(2)退職合意書の発行
5/18の説明会では、会社が指定する期日が9/30と展開されたが、現在引継ぎが大幅に遅れていることから、労働者は後倒しに変更されるのではないかと疑心暗鬼になっており、これを払しょくするために早急に発行するよう要求する。
◆発行期限日 : 2021年6月16日
(3)育児介護法に関わるアンケートの再実施
転籍対象者に対し、再度詳細(法律とアンケート結果における影響)の
説明会を希望する。その内容を踏まえ、改めて結果を再提出する。
◆説明会希望日 : 2021年6月18日まで
(4)今回の転籍先以外の探索実施結果
説明の中では、ブリヂストンと一緒に探索したとのことだが、具体的
にどの企業(ブリヂストン横浜工場内、近隣のグループ会社等も含
む)にどのような申し入れをしたか、個人スキルなどを考慮した詳細
内容の開示を要求する。労働者は、現在の職務内容から大幅な変更と
なり、特に金型技術グループのメンバーはスタッフ業務から技能職へ
の変更となり多大な精神的ダメージを抱えている。
この結果を元に、退職合意書にサインするかどうか1つの判断材料と
する。
◆提出希望日 : 2021年6月18日
(5)金型事業の引継ぎ先探索の状況
現在金型事業の引継ぎ先が難航しており、ほぼ進展ない状況ではある
が、関わりのある金型技術メンバーにも常に状況を把握する必要があ
るため、早急に進捗状況の開示を求める。ブリヂストンとの会議に金型技術メンバーが外されている今の状況は全く理解できない。
対象品種は、クローラ、防振、シートとする。
◆提出希望日 : 2021年6月18日
(6)今後の黒字化計画についての具体的な施策
3/31の説明会で集中事業にて再建し2022年に黒字化を目指すとの説
明があったがその具体的な施策について説明を求める。
2021年6月4日の回答書の内容では基本方針①~③のみであり具体的な
内容が記載されていないため、これでは本当に黒字が見込めるかどうか
の確認ができない。集中事業の当該部門、全社それぞれについて2021年対比での改善効果額の提示を求める。労働者は、以下の懸念事項により不安が増大している。
① 工機→2022年の話なので既に受注案件や見込みがあるはずだが、
そのような情報は聞かない。
請負→人員数で契約のため、現状から大きな利益増になるとは思
えない。
② 要員配置は、職群変更も実施するとのことだが、実際どのくらいの割合で実行するか不明。また一人当たりの労務費の削減率MAX10%としてもどれほどの効果があるのか疑問。
営業秘密が理由とのことだったが、むしろ通常の年初方針説明の方が詳しく説明しい
る印象を受ける。
資格提出希望日 : 2021年6月18日提出希望日 : 2021年6月18日
なお、2021年6月4日に回答頂いた中で、本要求書に含まれない項目については別途改めて要求するものとする。
以 上